2008年04月17日
乙女の祈り
京都市左京区のおおくぼ歯科クリニック・院長の大久保恵子です。近頃クリニックのBGMはオルゴールの音色。
季節の曲がオルゴール仕立てで流れています。
その、春の曲の中に「乙女の祈り」という曲があるのです。
作曲は誰だったか忘れてしまいましたが、有名なピアノ曲です。
実は、この曲を聴くたびに思い出す過去の記憶。
私が幼稚園生くらいの時、私の実家にはまだ父の妹、私の叔母が同居していました。
私はこの叔母のことが大好き
で、片時も離れたくなかったくらいでした。だから私は毎晩、叔母と、猫のみーちゃんと3人?で寝ていたのですが、当時の目覚まし時計の音楽が、この「乙女の祈り」だったのです。
間もなく叔母はお嫁に行き、その時私はワンワン泣いたのですが、何よりのショックは、私たちの思い出の真っ白のベッドと目覚ましが我が家から運び出され、親戚のお姉さんに貰われていったことでした。
私たちの思い出と、唯一残っていた叔母のぬくもりや存在感も一緒になくなってしまった気がしてとても悲しかったし、「返してー!」って叫びたい気持ちを強烈にこらえていました。
後にピアノを習い始めた私は、この曲の名前を初めて知ることになったのですが、
従来の根気のない性格のせいで私がこの曲を奏でたことは1度もありません。
でも、いまだに「乙女の祈り」を聞くたびに、悲しい、切ない気持になるのです



